仏教行事

仏教行事

学校法人足利工業大学は足利旧市内の17ヶ寺で組織する足利仏教和合会を母体とし、聖徳太子の「和の精神」を理念として誕生しました。その傘下にある本学では建学の精神にのっとり仏教的情操豊かな人間形成を目的に次のような年4回の仏教行事を行っています。

釈尊降誕会 4月

釈尊降誕会仏教の開祖・釈迦の誕生を記念する日です。「灌仏会」、「花まつり」などともいわれ、わが国では奈良時代から広く国民に親しまれてきた行事です。花で飾られた御堂の中に立つ誕生仏に甘茶をそそぐこの行事は、4月8日に行われるのが普通ですが、本学では学事日程の都合上、5月8日に行います。
この行事では、新しい出発を誓うとともに、自分がこの世に生を受けたことの意義を考えてみます。

魂祭 7月

魂祭一般には、「お盆」、「孟蘭盆」などといわれ、古くから日本人の生活に深くかかわってきた仏教行事です。この日には先祖をはじめ今は亡き人々の徳をしのび、報恩のために功徳を積ませてもらう行事がいろいろとなされます。本学では、この1年間に物故(逝去)された関係の方々をしのび、参加者全員が献灯をし、厳粛に行っています。この行事では、亡き人々との対話を通して、白己の中に受け継がれた“いのち”について考えてみます。

成道会 12月

成道会人間としての釈迦が人生の真実に開眼し、ブッダ(目覚めた人)となった事跡を記念する日です。インドの尼連禅河のほとり、菩提樹の下で座禅していた釈迦は、内心のさまざまな葛藤に打ち勝ち、この日の明け方、人間の尊厳性について深く自覚するところがありました。この行事では、眼を内に向け、人生について省察し、生きる勇気を見出します。

涅槃会 2月

浬繋会2月15日の夜半、釈迦はクシナガラ郊外の沙羅の林中でその偉大な80年の生涯を閉じました。その静かな死は、涅槃(永遠の平安)を説いた人にふさわしいものでした。この時の釈迦の最後の言葉は、“諸行は無常である。放逸にならず、精進せよ”と経典に伝えられています。この行事では、限りあるいのち、二度とない今日を意義あるものとする生き方を求めます。


TOPへ戻る