ASHIKAGA UNIVERSITY

AUG,足利大学は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

SDGs
足利大学の取り組み

「波力」で気候変動に対応したエネルギーを確保する
機械分野 自然エネルギーコース
飯野研究室

 地球温暖化による海面水位の上昇や大型化してゆく台風といった異常気象は、みなさんが見慣れた海の波の高さの上昇をもたらし、沿岸部に住んでいる人々に多大な影響を与えます。
 一方で、この危機を逆手に取り、強靭な防波堤をつくるだけでなく、その防波堤に波力発電機を設置することで、自然の波を吸収しながら「波のエネルギー」を利用することができます。海水面上昇や異常気象がもたらす生活環境の浸食から人々を守りつつ、自然の恩恵である波力エネルギーを取り出すことで、安全安心な持続可能な社会づくりに貢献することができます。

機械分野 自然エネルギーコース
准教授飯野 光政
専門分野:風力発電、波力発電
研究内容:都市部の強く乱れた風環境での風車特性の研究や振動水柱型波力発電の研究を行っています。