足利短期大学の設置者、学校法人足利工業大学の母体である「足利仏教和合会」は、明治18(1885)年、旧足利市内の各宗17ヶ寺により発足しました。大正14年(1925)年には、聖徳太子1300年忌を記念して、聖徳太子の『十七条憲法』第一条『以和為貴』を建学の精神とする「足利実践女学校」を創設しました。
「足利実践女学校」は戦後、「月見ヶ丘高等学校」と校名を変更、昭和40(1965)年に「月見ケ丘幼稚園」を開園、昭和42(1967)年「足利工業大学」を開学、昭和43(1968)年「足利工業大学附属高等学校」を併設し、法人名を「学校法人足利工業大学」に改めました。
「足利短期大学」は、昭和54(1979)年4月、地域社会からの切なる要望に応じ、幼児教育科単科の短期大学として開学しました。それにともない「月見が丘高等学校」は「足利短期大学附属高等学校」と校名を変更、また「月見ケ丘幼稚園」は「足利短期大学附属幼稚園」と園名を変更し今日に至っています。
看護科は、平成8(1996)年4月、本学に隣接する足利赤十字病院を臨地実習施設として増設されました。
専攻科福祉専攻は、平成12(2000)年4月、高齢化社会のニーズに応えるべく保育士の資格を有する者のみが入学でき、1年で介護福祉士の国家資格を取得できる学科として誕生しました。しかし、事情により平成21年度をもって廃科となりました。
平成22(2010)年4月、幼児教育科が「こども学科」に、看護科が「看護学科」に名称変更されました。
平成26(2014)年には、足利工業大学に看護学部が新設され、看護学科は新入生の募集を停止しました。