2025年2月26日(水)9:00~11:50、栃木県立真岡工業高校で、機械科1年生40名を対象として、工学部機械分野自然エネルギーコースの出井努准教授による授業宅配便が行われました。授業は、「再生可能エネルギーの利用技術」について、午前中の3コマ連続で行われました。

1コマ目の「再生可能エネルギーの利用技術 1」では、世界でどのような環境問題が起こっているかについて、最新のデータや動画などを用いて説明しました。

2コマ目の「再生可能エネルギーの利用技術 2」では、出井先生が実際に携わったケニア共和国やモルディブでの技術協力プロジェクトに関する紹介がありました。

それぞれの土地での人々の暮らし、プロジェクトの背景や目標、実証試験やシステム設計など、主に太陽光発電を活用した具体的な取り組みをわかりやすく説明してくれました。

3コマ目の「再生可能エネルギーの利用技術 3」では、風力発電を活用したモンゴルでのプロジェクトやバイオマス発電、足利大学でのトリプル・ハイブリッド発電などの事例を紹介しました。

3コマ連続という長丁場でしたが、「再生可能エネルギーの利用技術」の各テーマについて、豊富な事例や体験談を交えながら、興味深い授業を展開しました。
授業終了後に生徒に感想を聞いてみましたが、特に、現地の人々の暮らしぶりや試行錯誤を重ねたプロジェクトに興味を持ってくれたようです。
最後に、足利大学の案内をさせていただきました。
本学に興味を持たれた方は、3月にオープンキャンパスがありますので、是非、お越しください。お待ちしています。