第18回風力発電コンペWINCOM 2025にてアイデア賞、デザイン賞を受賞しました

11月2日(日)日本大学津田沼キャンパスにて「第18回風力発電コンペWINCOM」が開催され、本学機械分野の飯野光政准教授と飯野研究室の4年生 加藤大翔君がそれぞれ受賞しました。

このコンペは、「ものづくり」の素養とデザイン・アイデアに富んだ環境エネルギー機器の性能を競うもので、高校生・中学生・大学生・社会人のグループや個人が独自の発想で風力発電装置を作り、「ものづくり」の楽しさを味わう競技会です。

アイデア賞 飯野 光政 准教授  デザイン賞 加藤 大翔 君
飯野 光政 准教授 作品名「WIND MOSAIC」

このコンペは通常一つの大きな風車を出すものですが、今回は風の空間的な変化を光の色で表現するよう、小さな風車をたくさん並べています。27個の風車それぞれがマイコンを搭載しており、風の強さによって、青→緑→赤と光の色が変化します。風が乱れることで変化する光のパターンに、美しさと楽しさを感じてもらうことを目指した作品です。

加藤 大翔 君 作品名「足利大学2025」

1900年代前半にアメリカで風車のブレードとして多く利用されていたベイマツを素材としたブレードと、24個の手巻きコイルを使った自作発電機を利用した風力発電機を製作しました。電力は3Dプリンターで製作した家の模型の照明と中型風車のスケール模型を回転させるために利用して視覚的に発電を示すことを目指しました。