2025年12月4日(木)、あしかがフラワーパークプラザ小ホールにて「介護フェスタ」が開催され、本学の学生6名がボランティアとして参加しました。本イベントは、足利介護支援専門員連絡会が主催し、市民の皆さまに対して介護事業所の紹介や介護用具の体験、専門職による相談コーナー等を通じ、地域で安心して暮らし続けられる支援体制を分かりやすく紹介する場として毎年実施されています。
当日は、地域の訪問看護ステーションの看護師とともに、来場者の血圧測定や健康相談を担当しました。学生にとって、地域の専門職と協働しながら住民の健康に寄り添う貴重な経験となりました。
また、会場では介護用ベッドの仕組みや福祉用具の活用方法、身体機能が低下した方へのポジショニング技術など、専門的な知識にふれる機会も多数あり、学生からは「日頃の学びがより具体的にイメージできた」「地域で働く多職種の役割が理解できた」といった声が聞かれました。
本学では、地域・在宅看護領域の実践的学びを重視しており、学生はボランティアとして地域イベントに積極的に参加しています。今後も、地域と連携しながら、地域包括ケアシステムを構築する看護職の育成に努めてまいります。

訪問看護ステーションのスタッフの皆さまと学生の集合写真。多職種連携の重要性を学ぶ貴重な機会となりました。

学生が来場者の血圧測定を実施。地域の健康づくりに看護学生として参加し、実践的な学びにつながりました。

ALS 患者さんの文字入力支援ツールについて説明を受け、コミュニケーション支援技術への理解を深める学生たち。






