2026年2月7日(土)、機械分野自然エネルギーコースの飯野光政准教授が、足利市立愛宕台中学校の土曜日授業の一環として、1年生を対象に、「環境・エネルギー」に関する講話と実習(全2回の2回目)を行いました。

1回目は風力発電に関する講話と実習でしたが、2回目は波力発電に関する講話と実習です。まず、波力発電はどのような原理で発電できるのかを模型を使って説明しました。今回も飯野研究室の学生3名がアシスタントとして協力してくれました。

続いて、波力発電の工作を行いました。波力発電装置は、波の上下に合わせて、装置内の空気が押し上げられたり、装置内に空気が引き込まれたりする際の空気の流れを利用して、タービンを回して電気に変える仕組みです。生徒それぞれが、ドライバーなどの工具を使って、装置を組み立てました。


バケツの先端に取り付けたパイプに、自作した波力発電装置をテープで固定し、水中でバケツを上下したり、水槽で人工的に波を起こすと、バケツ内の水面が上下し、パイプ中に空気の流れが発生します。すると、波力発電装置のタービンが回転し、LEDランプが明るく点灯しました。学生アシスタントのアドバイスのお陰で、生徒全員が発電に成功しました。

風力発電装置は、掃除機の先端に装着しても、吸引する際の空気の流れで発電します。今回は、生徒たちのアイディアで、それぞれの波力発電装置を連結しても発電するかどうかに挑戦しました。

その結果、20個以上の装置を連結させても発電することを確認しました。この実習は毎年実施していますが、このようなアイディアを考え実行した生徒たちは初めてでした。
生徒たちは、好奇心や達成感で満たされ、満面の笑みを見せてくれました。

波力発電はまだ実用化はされていませんが、波の持つ発電のポテンシャルは計り知れません。生徒たちの学びと創造力によって、将来、波力発電が実用化される日が来ることを期待しています。

環境とエネルギーについて考える2回シリーズの講話でした。生徒の皆さんから、心のこもったお礼の言葉をいただきました。
さて本学では、3月にオープンキャンパスを開催する予定です。オープンキャンパスでは、さまざまな分野で、科学の不思議な世界を体験することができます。興味を持たれた方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。お待ちしています。






