足利大学工学部は、
令和7年度から新たなコースを開設します。
新設するコースは、カリキュラムの主軸に
地域と協働した
“まちづくり”と
“DX”に繋がるPBL(Project Based Learning)科目を捉え、
本学の建学の精神である「和の精神」をもって
地方創生の一翼を担う、
コミュニケーション能力に優れた粘り強い人材を育成します。
- PBLとは
- 実社会における、解が一つに定まらないような複雑な課題を、プロジェクトとして解決・
検証していく学修のこと。

「地域協働型PBL」科目のイメージ
足利大学工学部は、令和7年度から新たなコースを開設します。新設するコースは、カリキュラムの主軸に地域と協働した“まちづくり”と“DX”に繋がるPBL(Project Based Learning)科目を捉え、本学の建学の精神である「和の精神」をもって地方創生の一翼を担う人材を育成します。
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PBL ⅠA
PBL ⅠB
PBL Ⅱ
PBL Ⅲ(課題研究)
卒業研究 A&B
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2年前期地域の課題発見、
そして
テーマ選定2年後期課題解決に
向けた方法論の
作成と試行3年前期小規模な実践と
反省・検証3年後期テーマの
ブラッシュアップと
発展的展開4年
実践、検証、まとめ -
DX(情報系)の例
リテラシーレベルの課題を選択して実施 例)部門紹介スライドの作成
○企業の方から内容についてヒアリングを実施
○写真撮影や写真の加工方法の習得
○企業の方からの評価に基づく修正デザインレベルの
課題を選択して実施 例)3Dキャラクターデザイン
○CGツールの習得(例 Blender)
○CG化したい物の三面図を作成する
○CGツールにてモデリングアプリレベルの
課題を選択して実施 例)小学生向けの教育ゲームの作成
○小学生向けプログラミング環境の習得(例 Scratch)
○ゲームのシナリオ作成
○ゲームキャラクターのデザインプログラム作成総合レベルの
課題を選択して実施 例)データ自動入力アプリ
○スマホやタブレットのプログラミング習得
○画面設計や機能設計を実施総合レベルの
課題の修正や拡張 ○運用を通じて抽出された問題の修正や追加機能を実装
○システムの運用に必要なマニュアル等を作成
○卒業論文の作成 -
まちづくり(建築系)の例
地域の課題発見、
そしてテーマ選定 地域に根差したにぎわいの創出+放置竹林の問題
例)竹あかりイベントの実施
どんな課題に注目するか?
○足利の夜のにぎわい
○学生と市民との交流不足課題解決に向けた
方法論の作成と試行 竹林伐採試作
○竹の伐採と職人の指導
○竹あかりの試作
○子どもでも作れる竹あかりの工夫
○竹あかり実演(小規模)小規模な実践と
反省・検証 プロジェクトの地域定着
○空地の活用
○商店街と竹あかりのコラボ
○学生によるポスターやチラシの制作(広報)テーマのブラッシュ
アップと発展的展開 竹チップブロックの開発・製作
○足利工業高校生との竹チップブロックの共同研究
○竹チップブロックの開発・製作実践、検証、まとめ 竹あかり
○街中での実践
○ポスターの制作
○報告会
○報告書の作成
○卒業論文の作成
プロジェクト例
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ものづくり(廃材から新素材の開発) 次世代を担う子どもたちと地域の問題に向き合い、地域で不要な廃材から新素材を生み出す。
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地域DX化への貢献(情報技術による課題解決) 地域の小中学校や企業・組織における問題を抽出し、情報技術による課題解決にチャレンジします。
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教育と福祉(多世代の交流) 地域の子どもたちと世代を超えた交流を図り、新しい学びを提供するプログラムの開発と実施。
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まちづくり(地域の活性化) 空き家になっている古建築を活用し、地域住民と協力して、新しい地域の居場所をつくる。
新コース卒業生の活躍が期待される
職業分野
- 情報通信・サービス
- 建設・不動産
- ものづくり関連
- 教育支援
- 金融関連
- 公務員
(市役所等の
地方自治体)
取得可能性のある資格
- マルチメディア検定
(ベーシック・エキスパート) - 画像処理エンジニア検定
(ベーシック・エキスパート) - CGクリエイター検定
(ベーシック・エキスパート) - CGエンジニア検定
(ベーシック・エキスパート) - シスコ技術者認定
- Oracle Certified Java Programmer
(Bronze・Silver・Gold)など
教職課程
- 高等学校教諭一種免許状(工業・情報)
- 中学校教諭一種免許状(技術)