工学部機械分野(自然エネルギーコース)の中條祐一教授と看護学部の荻原弘幸講師が、栃木県立佐野高校で90分間の講義を行いました。

足利大学工学部機械分野(自然エネルギーコース)の中條祐一教授と看護学部の荻原弘幸講師が、令和6年1月20日(土)、栃木県立佐野高等学校で開催された「SG教養講座」で、それぞれ90分間の講義を行いました。

中條教授は、佐野高校の附属中学が開校した2008年から、毎年、中学1年生に対して、ソーラークッカーに関する授業を行ってきました。中條先生は今年度で定年退官となりますが、学外での最終講演として、高校生を対象とした講義が実現しました。
「ものづくりの一例としてのソーラークッカー」と題して、高校生にものづくりの楽しさを伝えました。

荻原講師は、小児看護の専門家として、昨年秋に、世界的な学会誌(IEEEアイトリプルイー)で発表された論文の内容を含む最先端の研究を紹介しました。
「医療的ケア児とその家族に向けた小児看護におけるディストラクションの創造的アプローチ」と題して、病室から出られない子どもたちに、病室にいながらにして、自然を体験できるプロジェクション技術の持つ可能性などを示しました。

講義後は、質問のある生徒たちとの懇談会も行われました。
このような機会を与えてくださった佐野高校様に感謝いたします。