学生が「認知症サポーター養成講座」に参加しました

9月15日、足利市北郷公民館ホールで開催された「認知症サポーター養成講座」に、本学看護学部の学生6名が参加しました。

当日は、認知症当事者の方2名から、診断に至るまでの経過や診断後の暮らしへの向き合い方について直接お話を伺う機会をいただきました。

学生からは、
「教科書では知ることのできない、当事者の方の生の声に心を動かされた」
「認知症は“徘徊”や“子ども帰り”というイメージが強かったが、実際には地域で自分らしく生活し、発信している姿に感銘を受けた」
といった感想が寄せられました。

また、「怒りの感情表出の裏には、抑えきれない思いや要因がある」という視点に触れ、認知症をより深く理解するきっかけにもなりました。

足利大学看護学部では、このように学生が地域に積極的に関わり、当事者の声に耳を傾けながら学びを深める教育を大切にしています。今回の経験は、学生たちが地域で暮らす認知症の方々と向き合う看護の姿勢を育む、大きな一歩となりました。