2025年9月11日(木)、日光明峰高校で共通教育センターの高橋大輔教授による「氷点下の世界」と題する模擬授業が行われました。

2025年9月11日(木)、日光明峰高校1年生の希望者に対して、共通教育センターの高橋大輔教授により「氷点下の世界 ~物体の環境(温度・圧力)による変化について」と題する模擬授業が行われました。

まず、液体窒素(-196℃)を使って、物質が低温でどうなるかを実験しました。

膨らませた風船を液体窒素に入れて冷却すると、見る見るうちに縮んでいき、液体窒素から取り出すと、元通りになりました。
低温によって、物質の分子運動が変化し、その結果、体積が減少することを確かめました。生徒たちは食い入るように、高橋先生の手元を見つめていました。

続いて、圧力を変えると物質がどのように変化するかを実験しました。
調理用の減圧容器にマシュマロを入れて減圧すると、数倍の大きさに膨らみました。生徒たちから歓声が上がりました。

生徒たちは、環境(温度・圧力)によって物体がどのように変化するかを、自分の目で確かめることによって、身近な科学の世界に引き込まれていました。

高橋先生の授業はアッという間に終わりの時間を迎えました。最後に、大学での学びについて、具体的な説明がありました。

さて本学では、工学部の体験型オープンキャンパス(10月4日)大学祭(10月11日・12日)が開催されます。
興味を持たれた方は、是非ご参加ください。お待ちしています。