2025年9月24日(水)、栃木県立鹿沼南高校環境緑地科(草花コース)の3年生9名が、機械分野の出井努准教授の研究室を訪問しました。

環境緑地科(草花コース)の生徒たちは、バイオマス植物であるジャイアントミスカンサスの栽培・繁殖方法の確立や、活用方法に関する課題研究に取り組んでいます。
そこで、モンゴルで「バイオマスブリケット」(バイオマス資源を粉砕・乾燥させ、高圧で圧縮して成形された固形燃料)の製作に取り組んでいる出井先生の研究室を訪問しました。
生徒たちは、「バイオマスブリケット」作りを体験しました。皆さん、とても熱心に取り組んでいました。

「バイオマスブリケット」は、植物の成長過程で大気中のCO2を吸収するため、燃焼してもCO2の総量を増やさない「カーボンニュートラル」な燃料として注目されています。作った「バイオマスブリケット」1つで、30分程度燃焼することができます。
生徒たちは、実際に「バイオマスブリケット」作りを体験することで、課題研究で取り組んでいるジャイアントミスカンサスの活用方法について、具体的にイメージすることができたようです。今回の訪問が、皆さんの研究成果に貢献できることを願っています。
本学では、工学部の体験型オープンキャンパス(10月4日)や大学祭(10月11日・12日)が開催されます。
本学に興味を持たれた方は、是非ご参加ください。お待ちしています。