
2026年3月4日(水)、機械分野自然エネルギーコースの飯野光政准教授によって、宇都宮東高校附属中学校の1年生(105名)を対象とした中大連携講座の一環として、「環境について深く考えてみよう」と題する講話が行われました。飯野研究室の学生4名がアシスタントとしてサポートしてくれました。

今日の講話は、中学生の皆さんに伝えたいこととして、
①気候変動は思ったより大変
②個人ができることは思ったよりいっぱいある
という内容でした。まず、気候変動(地球温暖化)の問題は、遠い未来の話ではなく、少なくとも中学生の皆さんが社会で活躍している間に直面する問題であることが分かりやすく示されました。

続いて、私たちに出来ることにはどんなことがあるか、4つの視点から具体的に示してくれました。
前半の講話の内容を受け、休憩後の後半は、グループ活動によって、環境問題について振り返り・考えを深める時間に取り組みました。各クラスの中で、5~6名のグループを作り、テーマを選んでアイディアを出し合い、考えを深めました。

各グループは、以下の4つのテーマの中から1つを選びました。
1 今日から一年間、地球のために「やらない方がいいこと」
2 学校全体で環境のために1つだけ全員がやるとしたら?
3 グループ内で環境のために1つだけ全員がやるとしたら?
4 地球環境のために、10年後の自分は何をしているか?

生徒たちは、約20分間、付箋にアイディアを書いて模造紙に貼り付け、グルーピングすることで考えをまとめました(KJ法の手法です)。
その後、アシスタントの学生がサポートしながら、クラスごとにすべてのグループが約1分間で発表しました。どのクラスも大変な盛り上がりを見せました。

あっという間に時間は過ぎていきました。
最後のまとめとして、飯野先生から、「環境に良いことに取り組むのは素晴らしいことですが、そのことで息苦しい世の中になってしまったり、不幸なことになってしまったりする可能性がある」ことを指摘してくれました。環境について深く考えることは、人間の幸せを考えることでもあることを教えてくれました。

そのために中学生の皆さんができることは、「やはり勉強をしよう」です。

「将来環境をよくする新しい技術や取り組みを生むのは、勉強することで得られる知識です。勉強する人が増えると、環境にやさしい活動ができる人も増えるかもしれません。」
「生活の中であまり役に立たないことも、将来役に立つことがたくさんあるので、どんなことでも興味があることをいろいろやってみてください」という言葉で、2時間の講話が締めくくられました。
「将来の地球環境を良くしていく主役は皆さんです」というメッセージを、生徒の皆さんはしっかりと受け止めてくれました。
本学の研究・教育活動が、将来を担う中学生の意識を高めることに貢献できたことを嬉しく思います。
さて本学では、3月にオープンキャンパスを開催する予定です。
興味を持たれた方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。お待ちしています。






