2026年3月26日(木)、「令和7年度 足利大学との高大連携による課題研究発表コンテスト」を大前キャンパス1号館(大講義室)で開催しました。足利大学と連携して課題研究に取り組んだ11校を代表する高校生の皆さん(約20名)が、今年度の課題研究の成果を発表しました。

今回のコンテストは、本学が主催し、栃木県教育委員会、足利市教育委員会、足利市国際交流協会、足利商工会議所、下野新聞社のご後援をいただきました。また、多くの地元企業様のご協賛もいただきました。
審査は、足利大学の教員(6名)、県教育委員会および足利市教育委員会の指導主事(2名)、協賛企業の代表(2名)からなる計10名によって、厳正に行い、グランプリ(学長賞)を始め、発表者全員に何らかの賞を授与しました。
審査委員長である学長からの激励の言葉を受け、生徒たちの発表が始まりました。

(発表1)足利高校
研究テーマは「セイタカアワダチソウが土壌に与える影響」です。7分間の発表に続いて、約7分間の質疑応答が行われました。会場からは何人もの手が上がり、会場はいきなり白熱した雰囲気に包まれました。

(発表2)鹿沼東高校
研究テーマは「行動経済学✖「購買」」です。行動経済学の手法で購買でのパンの売れ行きが上がるかどうかを実験しました。

(発表3)石橋高校
研究テーマは「「石橋」はなぜ「石橋」なのか」です。校名にもなっている「石橋」の地名の起源を探りました。活発な質疑が行われ、学長からもアドバイスがありました。

(発表4)茂木高校
研究テーマは「アレルギーの人でも給食を安全に食べるためには」です。茂木高校は遠方のため、Zoomでの参加となりました。Zoomを通して、たくさんの質疑応答で盛り上がりました。

(発表5)佐野高校
研究テーマは「「キャッ」するような佐野の城を伝えたい」です。佐野高校SGクラブの継続的な研究が紹介されました。ここでも様々な角度からの質問があり、盛り上がりました。

(発表6)宇都宮東高校
研究テーマは「天然素材としての有用性は、カタバミとアカカタバミでどのように異なるか」です。専門的な実験を積み重ね、結論にたどり着いていました。

(発表7)足利南高校
研究テーマは「100年後の足利からのメッセージ:足利に道の駅をつくってくれてありがとう!!」です。まだ道の駅がない足利に、自分たちの理想とする防災道の駅(あしなん)を提案しました。

(発表8)栃木翔南高校
研究テーマは「高齢者と楽しく健康寿命をのばすために」です。自分たちで考案した「コグニサイズ」(認知症予防運動プログラム)も実演してくれました。

(発表9)足利清風高校
研究テーマは「AIは先生でなく、探究仲間になれるのか」です。自分で開発したプログラムを2つの評価から改善点を探りました。この研究にはプログラミングのプロの方からも高い評価をいただきました。

(発表10)今市高校
研究テーマは「花で町を鮮やかにしよう」です。花を使って日光市栗山に活気を与えるため、プランターの花壇をつくることを提案しました。イベントで盛り上げるのではなく、町の人たちが花壇を育てることによって、町が鮮やかになり、そこで暮らしている人たちの生活も明るくなることが示されました。

(発表11)佐野東高校
研究テーマは「究極の目玉焼を作るにはどうすればいいのか」です。温度、加熱時間、水分量の3つの条件に絞り込み、それらの組合せによって、本人にとっての究極の目玉焼のレシピを考案しました。

以上、11の発表が終わりました。9時20分から始まり、途中休憩を2回挟み、12時30分に終了しました。いずれも多様なテーマによる力作ぞろいで、見ごたえ・聞きごたえがありました。
昼食の後、13時30分から14時30分まで、高校生同士のグループワークが行われました。(なお、並行して、別室での審査が行われました。)
(高校生同士のグループワーク)
まず、2校が1グループになり、自己紹介を行い、お互いの発表の良かった点や気になる点などについて、自由に意見を交換しました。時間が経つと、高校生同士のグループの組合せを変えて、同じように進めていきました。どのグループからも笑顔や笑い声が聞こえてきました。

(審査結果の発表、表彰)
厳正な審査の結果、以下の各賞が決まりました。
〇グランプリ(学長賞):足利清風高校
〇準グランプリ(工学部長賞):佐野高校
〇準グランプリ(看護学部長賞):栃木翔南高校
〇足利市国際交流協会賞:宇都宮東高校
〇下野新聞社賞:石橋高校
〇特別賞(あしかがフラワーパーク賞):今市高校
〇特別賞(おともり賞):足利南高校
〇特別賞(ココ・ファーム・ワイナリー賞):鹿沼東高校
〇特別賞(ハートランド・データ賞):足利高校
〇特別賞(長谷川農場賞):佐野東高校
〇特別賞(プラザハマダ賞):茂木高校
*それぞれの賞には、表彰状に加えて副賞がありました。



(講評・総評)
まず、審査員を代表して、栃木県教育委員会高校教育課指導主事の上野智貴様から講評をいただきました。一つ一つの発表に対して、良かった点などを丁寧にアドバイスしていただきました。ありがとうございました。

続いて、本学の学長からの総評がありました。
今回、初めてこのようなコンテストを開催しましたが、これをキックオフとして、高校での課題研究などを支援してまいりたい、という力強い言葉がありました。

最後に、発表者や引率の先生方全員による記念撮影を行いました。

今回は初めての試みでしたが、皆の笑顔で終われたことを嬉しく思います。
本学は、今後も高大連携による課題研究の支援等を通して、地域社会や人材育成に貢献してまいります。
高校生の皆様におかれましては、今年度も本学(工学部、看護学部)のオープンキャンパスを開催いたしますので、是非、ご参加ください。





