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「病い」と共に生きる人々を支援するために 看護学部 看護学科 教授 佐藤 栄子

FEATURE04

「病い」と共に生きる人々を支援するために 看護学部 看護学科 教授 佐藤 栄子

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慢性疾患には糖尿病などの生活習慣病、がん、難病などが含まれ、これらは長期にわたり、ゆっくりと進行する特徴があります。このような慢性疾患を患う人が、「病い」と共に生きる、その人らしく生きていくためには、看護職はどのような支援をする必要があるのでしょうか。疾患を熟知するだけでなく、その人自身が毎日の生活の中で、どのような体験をしているかという視点から、「病い」の経験を理解することが重要です。そして看護職は、その人が今までとは違う生活に適応するプロセスに寄り添い、支援していく必要があるのです。是非、看護学の奥深さに触れてみませんか。

ソフトウェアの研究開発を通じ、社会で活躍できる能力を磨く システム情報分野 AIシステムコース 教授 木村 彰徳

FEATURE04

ソフトウェアの研究開発を通じ、社会で活躍できる能力を磨く システム情報分野 AIシステムコース 教授 木村 彰徳

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国際共同研究で放射線シミュレーションのソフトウェア(Geant4)の研究開発をしています。放射線医療、宇宙科学、素粒子物理学実験などの放射線を扱う研究・開発で汎用的に利用できるソフトウェアです。その応用として、放射線治療シミュレータ・3次元CG・画像処理・AIを利用したシミュレーションの結果を確認・評価するために可視化するソフトウェアなど、実際に利用されるソフトウェアを開発しています。
4年次の卒業研究では、放射線シミュレーションに関係するものだけでなく、VR装置を使ったメタバースやVRコンテンツの開発やAIを利用した画像認識アプリの開発など、使えるソフトウェア開発の研究課題に取り組んでいます。卒業研究を進める中で困難を乗り越え、ものつくりや学ぶ喜びを体験して、社会で活躍してほしいと考えて指導しています。

超おもしろい研究で伝える力が伸びるよう導いています。 電気電子分野 電気電子工学コース 教授 横山 和哉

FEATURE04

超おもしろい研究で伝える力が伸びるよう導いています。 電気電子分野 電気電子工学コース 教授 横山 和哉

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リニア中央新幹線や病院の画像診断装置MRIには超伝導技術が使われています。現在,10MW超級の大型風力用発電機や,航空機や大型船舶の推進装置の電動化が検討されています。卒業研究では,これらへ応用することを目的として小型・軽量の超伝導バルク磁石について研究しています。また,超伝導磁気浮上の特性を用いて超伝導ジェットコースターの製作も行っています。卒業研究の一環として,小中高校生向けの理科教室などを行っていますが,難しい超伝導の原理をわかりやすく伝えるために,学生自身が考え,工夫しています。これらの経験を通して「伝える力」,「コミュニケーション力」が成長していく姿を頼もしく思っています。

歴史風土に学び、新しい生活空間を想像し、構築し、実践する 建築土木分野 建築学コース 准教授 大野 隆司

FEATURE04

歴史風土に学び、新しい生活空間を想像し、構築し、実践する 建築土木分野 建築学コース 准教授 大野 隆司

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当研究室では、地域独自の風土とともに形成された生活空間に焦点を当て、現代の技術(3DCGや環境シュミレーション)を活用して新たな建築・都市空間を創造しています。史的観点から将来の豊かな生活空間と風景を想像し、それを現実に描き出すことが目標です。建築と都市空間の成り立ちを文献調査とフィールドワークで分析し、得られた知見を建築・都市設計に展開し、ワークショップなどを通じて地域住民と一緒になって実践しています。

看護専門職の活動の幅広さ~人々の健康づくりに貢献する保健師~ 看護学部 教授 沼田 加代

STORIES04

看護専門職の活動の幅広さ~人々の健康づくりに貢献する保健師~ 看護学部 教授 沼田 加代

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未曾有の大規模災害や新型感染症などは、私達の生命や何気ない日常生活をあっという間に奪うこともあります。このことを健康危機と言いますが、保健師は、健康危機の被害を少しでも防ぐ役割があります。何よりも、保健師は、人々の健康な生活を衛ることが使命だからです。保健師は日頃から、病気の予防への支援や病気や障害があってもその方らしい暮らしができるような支援を行うなど、活動は多岐に渡っています。本学にて、健康づくりに貢献する保健師について、一緒に学び、目指してみませんか。

卒業研究を通して学生のエンジニアとしての成長を日々頼もしく感じています機械分野 機械工学コース教授 小林 重昭

STORIES03

卒業研究を通して学生のエンジニアとしての成長を日々頼もしく感じています機械分野 機械工学コース教授 小林 重昭

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航空機などの事故が起こったとき、その原因として「金属疲労」という言葉を聞いたことはありませんか。金属も人と同じように、長く使っていると「疲労」が溜まって破壊してしまいます。研究室の学生は、3年生までに学んだ機械工学の知識を基に疲労破壊が起こりにくい金属を開発し、悲惨な事故を減らすことに取り組んでいます。金属は多くの結晶の粒が集まってできており、その大きさやつながり方などの「組織」を制御することにより性能を変えられます。電子顕微鏡で疲労破壊の進行を詳しく調べ、破壊に対して高い抵抗を示した「組織」を材料に組込むことによって、従来材料の1/3にまで疲労破壊を遅らせられること等を明らかにしてきました。卒業研究を通して、学生は自分の力で課題を解決する経験を積むことで日々成長しており、とても頼もしく感じています。

AIに使われるのではなく、AIを使いこなそう!システム情報分野 AIシステムコース教授 平石 広典

STORIES02

AIに使われるのではなく、AIを使いこなそう!システム情報分野 AIシステムコース教授 平石 広典

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本研究室では「察するコンピュータ」を目指して研究開発を行なっています。これは,明確な入力や操作を必要とせず、言わなくても分かってくれる、時にはそっとしておいてくれるというようなコンピュータです。近年の人工知能技術の発展により,様々な知的処理や創造的な処理までコンピュータで出来るようになってきましたが、それらは必ずしも我々にとっていいことばかりではありません。コンピュータは利用者の状況を見て、時には教えてくれて、また時には,敢えて解答せずに試練を与えてくれるような機能も必要だろうと考えています。

プラズマの可能性を一緒に探求しましょう。副学長 工学部長教授 安藤 康高

STORIES01

プラズマの可能性を一緒に探求しましょう。副学長 工学部長教授 安藤 康高

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当研究室では、アークプラズマや燃焼炎など、溶接用の熱源を利用した機能性材料・機能性薄膜形成技術の開発を行っています。アークプラズマを利用した薄膜形成技術として溶射法の研究開発を行っており、貝殻、卵の殻を原料とした食器の製作、色素増感太陽電池用多孔質酸化チタン薄膜の形成に取り組んでいます。燃焼炎を利用した機能性材料形成技術としてはダイヤモンド合成法が有名ですが、当研究室でも燃焼炎法によるダイヤモンド合成を行っています。当研究室では2本の燃焼炎を重畳できるツイントーチ型燃焼炎ダイヤモンド合成装置を開発し、短時間でのダイヤモンド粒子の形成に成功しています。